業界をリードするCogniteの産業向けAIおよびデータプラットフォームを基盤とするCognite Flowsは、自律型AI(Agentic AI)から絶大なビジネスインパクトを得るために必要な信頼性と拡張性を提供
アリゾナ州フェニックス —米国時間 2026年5月12日 — 産業向けAIのグローバルリーダーであるCogniteは本日、Cognite Flows™を発表しました。現場チームの日々のワークフローを最適化するために設計されたCognite Flowsは、AIによるインサイトや社内のあらゆる部門の複数アプリから得られるリアルタイムデータなど、必要な要素すべてを、カスタマイズ容易なシングルスクリーンのワークスペースに集約します。産業界において初めて、ユーザーがソフトウェアに合わせるのではなく、ソフトウェアがユーザーに適応するようになります。
Cognite FlowsはCogniteプラットフォームの「アクションレイヤー」であり、適応型のユーザー体験と産業向けアプリケーションを通じて、本番環境対応のワークフローを従来の100倍の速さで構築、拡張、活用することを可能にします。FlowsはCogniteの「産業用ナレッジグラフ」とネイティブに統合されているため、比類なき精度と拡張性を備えており、インサイトや新しいアプリケーションが常にリアルタイムの操業コンテキスト(文脈)に基づいていることを保証します。現在、B. Braunや出光興産を含むCogniteの顧客ベースおよび主要パートナーの30%以上で、すでにFlowsの導入が進んでいます。
現場のユーザー体験を革新する
統合されたエクスペリエンスレイヤーとして機能することで、Cognite Flows は、オペレーターやエンジニアが重要な業務を中断し、分断されたシステム間でデータを探し回らなければならない「画面の切り替え」を不要にします。その代わりに、必要なときに、必要な場所で、必要な形で、各作業者にパーソナライズされたインサイトやエージェント型 AI による推奨が自然に立ち上がる、シームレスで直感的な環境を実現します。これにより、チームは常に「フロー状態」を保ち、手作業でのデータ取得や事務的な負荷による摩擦なく、高付加価値な課題解決と実行に深く集中し続けることができます。
開発者体験の再定義
Cognite Flows は、広く普及しているエージェント型 AI ネイティブのコーディングツールや AI ネイティブなアーキテクチャを活用できる幅広い開発者エコシステムを実現し、従来手法と比べて最大 100 倍のスピードでニーズに合わせたアプリケーションを構築・デプロイできるようにします。データサイロや従来型開発に伴う複雑さを劇的に軽減することで、本番運用レベルの産業用アプリケーションを、より短期間かつ低コストで現場に届けることが可能になります。これにより、現場の作業者やドメインの専門家が課題を見つけたとき、その課題に合わせたアプリケーションを、数か月ではなく数日で実装できるようになります。「世界がよりデータドリブンになるにつれ、組織の成功は、AI を活用してビジネスプロセスを最適化・自動化できるかどうかにかかっています。特に産業分野の組織は、水平的なエンタープライズテクノロジーでは容易にサポートできない特殊な機能を必要とするため、AI イニシアチブのスケールに苦戦しています」と、IDC のリサーチディレクターである ジョナサン・ラング氏は述べています。「Cognite Flows は、同社の中核的なケイパビリティの上に構築されており、産業向け AI を“正しいやり方で”構築することで、ユーザーと開発者の双方にとっての産業体験を大きく前進させる可能性を秘めています。」
現場での実証実績
先進的なお客様や戦略的パートナーと緊密に連携することで、Cognite はすでに、根本原因分析や不適合報告などの複雑なユースケースにおいて、Cognite Flows の機能とビジネス価値を実証しています。 より具体的な例としては、次のようなものがあります。
- 日本の大手エネルギー企業であり、化学品や高機能素材分野も展開する出光興産株式会社は、過去に蓄積された有効な知識や技能をAIによって体系的に取得・デジタル化することで、オペレーション上のリスクを低減し業務の効率化を図るため、Cognite Flowsを活用しています。出光興産の生産技術センター システム高度化技術室 先進システム開発グループリーダーの秋山 成樹氏は次のように述べています。「生産現場における喫緊の課題は、過去に積み上げてきた専門知識や経験を的確に捉え、デジタルレガシーへと変換することでした。Flowsで構築したアプリケーションは、単なる可視化ツールを大きく超えた、本質的な変革を象徴しています。リアルタイムのナレッジグラフを活用することで、これらのツールが複雑な業務をプロアクティブに管理するAIエージェントへと進化することを期待しています。」
- ドイツに本社を置くグローバルな医療技術企業であるB. Braunは、すべての拠点にわたるアセットヘルスの状況について、より高い可視性とインサイトを得るためにCognite Flowsを活用しています。「真のオペレーショナル・トランスペアレンシーを実現することは、当社のデジタル戦略の基盤であり、Cognite Flowsは当社全体のデータ環境を統合的かつコンテキスト付きで把握できるビューを提供してくれました」と、B. Braunのオペレーショナルテクノロジーリーダーであるマイケル・カイザー博士は述べています。「その柔軟性と相互運用性により、UXを迅速に洗練させることができました。4週間以内に、ユーザーからのフィードバックに基づくほぼリアルタイムの更新によって、アセットデータの可視化と活用方法を改善することができました。」
- あるグローバル製薬リーダー企業は、Cognite Flows を活用してオペレーション領域のユースケースを加速させ、ある案件では価値創出までの時間を従来比で30倍高速化しました。従来の手法では、プロトタイプの構築に20人以上のチームと3〜5か月を要していましたが、Flows はわずか4日間で自動化された AI ワークフローを提供しました。さらに、ユーザー受け入れテスト(UAT)に至るまでのリードタイムも、通常の6〜9か月サイクルから2か月へと短縮され、「委員会方式の設計」による意思決定の遅延というボトルネックを事実上回避しました。これにより、即時のオペレーション上の可視性が得られ、エンジニアが直接活用できる実行可能なインサイトが提供されました。
- ローンチパートナーであるRadixは、すでに共同顧客との取り組みにおいてCognite Flowsを活用しています。「RadixとCogniteのパートナーシップは、常に大規模なデジタル変革を推進することに重きを置いてきましたが、Cognite Flowsによって、これをこれまでにないスピードで実現できるようになりました」と、Radixのエネルギー&サステナビリティ担当エグゼクティブ・バイスプレジデントであるナタリア・クラフキ氏は述べています。「Cognite Flowsによって、私たちは最も得意とする“複雑な産業課題の解決”に集中できる一方で、従来のアプリ開発に伴う摩擦を取り除くことができます。これは、ミッションクリティカルな産業アプリケーションの構築と保守のあり方を変革しながら、これまで以上の価値をこれまで以上のスピードでお客様に提供できることを意味します。」
「製造現場からサプライチェーンやフルフィルメントに至るまで、これまではワークフローを実現するために、断片的なテクノロジーをつなぎ合わせて対応してきました。Cognite Flows は、コンテキスト化されたデータを基盤に AI を適用することで、製造業にもたらされる価値の創出を、これまでにない強力な形で加速します」と、Cognite の CEO であるギリッシュ・リシ は述べています。「最新の AI ツールは、エンタープライズ全体の領域において、ユースケースを迅速に開発するための新たなパラダイムを提供します。Cognite Flows は、その体験を産業セクターにもたらすのです。」
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Cognite について
Cognite は、産業分野で AI を実用化します。エネルギー、製造、電力・再生可能エネルギー分野のリーディング企業は、Cognite を選び、安全で信頼できるリアルタイムデータを活用して、設備集約型のオペレーションをより安全に、より持続可能に、そしてより収益性の高いものへと変革しています。Cognite は、現場からリモートオペレーションセンターまで、あらゆる意思決定者が複雑な産業データに簡単にアクセスして理解し、リアルタイムで協働し、より良い未来を築けるようにする、使いやすく安全でスケーラブルな産業向け AI プラットフォームを提供しています。詳しくは www.cognite.com をご覧いただき、LinkedIn をフォローしてください。
#当記事は本社から発行されたプレスリリースの日本語抄訳です。
