アリゾナ州フェニックス – 2026年10月28日 – 産業AIの世界的リーダーであるCogniteは本日、Cogniteの産業AI&データプラットフォームを導入している企業において、検証・実証済みの実現価値が10億ドルを突破したことを発表しました。本マイルストーンの達成は、2035年までに顧客企業へ1,000億ドルの定量的価値をもたらすという戦略的コミットメントである10カ年構想「ムーンショット」を、Cognite主催の年次カスタマーカンファレンスで公表してからちょうど1年にあたります。産業向けAIベンダーとしてこのような目標を掲げている企業は他になく、Cogniteは自社の成功指標を「顧客が現場で測定する真の事業インパクト」と一致させることが、強固な信頼構築と双方の持続的な成功につながる重要な差別化要因であると考えています。
CogniteのCEOであるギリッシュ・リシ(Girish Rishi)は次のように述べています。
「わずか12カ月間で10億ドルの検証済み価値を記録できたことは、お客様、パートナー企業、そして彼らを支える社内チームとの緊密な協業の証です。業界をリードするCogniteの産業AI&データプラットフォームに、投資対効果を反復測定できる厳格なプロセスを組み合わせる決断をした際、得られる成果が迅速かつ持続的、そして相乗的に拡大していくことを確信していました。重工業の変革を牽引し、信頼を寄せてくださる世界中のお客様とパートナーに深く感謝いたします」
この10億ドルという成果は、単なる推計値にとどまらず、Cogniteが資本集約型産業における設備運用全般で産業AIとDataOpsを大規模展開する戦略における重要な実証ポイントです。導入プロセスの一環として、Cogniteは顧客と密に連携し、各社の業務オペレーションにおいて最も重要かつ実態を反映した運用KPIを特定し、測定しています。さらに、専任のバリューチームが個別の顧客に伴走し、KPI改善がビジネス全体に及ぼす影響を可視化しています。ムーンショット発表からの12カ月間で、Cogniteと顧客は数十億ドル規模の潜在的価値を特定し、産業界で広く用いられる以下の主要指標に基づいて10億ドルの投資対効果を検証・実証しました。
- 計画外ダウンタイムおよび製造コストの削減: これまでに検証された価値の36%を占めるのは、AIと自動化ワークフローを活用し、複雑な産業現場において、高コストとなる設備の停止を防止。不測の事態が発生した際の迅速な復旧や、運用維持コストの削減を実現。
- 現場の生産性向上: 現場のエンジニアへリアルタイムにコンテキスト化された運用インサイトを提供することでさらに27%の価値を生み出し、意思決定に要する時間を数時間から数秒へと大幅短縮。より迅速かつ精度の高い判断を促すことで、生産性向上とコスト低減を両立。
- 生産量の拡大: 顧客が実現している価値の26%は、歩留まりの向上、サイクルタイムの短縮、スループットのボトルネック解消を通じ、プラント・設備全体の生産量を向上。
- 価値創出までの時間短縮: 従来の手法と比較して、複雑な操業現場へのソリューション展開を迅速化したことで、10%の価値創出を実現。開発期間中に生じていた機会損失を防ぎ、早期に価値を提供することが可能。
Cogniteの戦略的パートナーであるIgnosは、すでに数十社の顧客向けに稼働状況と稼働率をリアルタイムに追跡するツールの構築を支援しています。同社は「可視化された課題は解決しやすい」との着想から、計画外ダウンタイムの混乱を擬人化したキャラクター「Mr. Off」を発表しました。
Ignosの共同創業者兼CTOであるロルフ・トゥー(Rolf Thu)氏は次のように述べています。
「当社は現場で働く作業員のためにソリューションを構築しており、工場とは学び続ける組織体であると考えています。Cogniteとの協業により、あるクライアントではわずか9カ月間で62台の機械を統合し、機械の稼働時間を1日あたり約150時間回復させました。オペレーターが作業現場で適切なデータを取得できれば、より大きな成果が生まれます。Cogniteが重視する検証済み価値は、工場現場で効果を測定する私たちの視線と完全に一致しています。」
顧客企業における産業AI&データプラットフォームの活用が深まるにつれ、創出される価値は加速しながら拡大を続けています。過去12カ月間で、顧客が活用するナレッジグラフの規模と利用量は飛躍的に伸長し、コンテキスト化された時系列データポイント数は前年比39%増となる107兆件を突破しました。さらに、データモデリングのインスタンス数は2倍に、AIトークンの利用量は1,000%以上拡大しています。今年5月にリリースしたCognite Flowsのカスタムアプリを通じて、顧客はすでに1,200件以上の実運用対応アプリを構築し、AIワークフローのスケーリングと現場の価値創出を推進しています。これらの指標はすべて、1,000億ドルのムーンショット達成に向けた確固たる先行指標となっています。
コスモエネルギーホールディングス株式会社 常務執行役員 CDOのルゾンカ 典子氏は次のように述べています。
「産業AIは、産業界が直面する重要な意思決定を後押しし、具体的な事業インパクトを生み出すときに初めて真の価値をもたらします。Cogniteとの協業を通じて、現場が複雑なデータを活用してアセットパフォーマンスを最適化し、意思決定を効率化できるよう支援しています。Cogniteが実現した10億ドルの顧客価値は、成果重視のアプローチが大規模に機能することを証明しており、産業界の新たな基準を共に築いていけることを誇りに思います。」
産業界の協業と成果測定の新たなモデルの確立
1,000億ドルのムーンショットは、ライセンス数や利用量、実証実験の数といった従来のエンタープライズソフトウェア指標から、測定可能で実質的な事業利益を重視する透明性の高いモデルへのパラダイムシフトを示しています。Cogniteは、ベンダー主導の導入実績ではなく、顧客の現場における業務成果に対してテクノロジー提供企業自らが責任を持つべきだと考えており、これはベンダーとオペレーターが協業して実質的な成果を共同検証してこそ実現可能です。Cogniteが顧客と連携して実現価値を測定・検証するアプローチの詳細は、最新の公式ブログをご覧ください。
Cogniteのカスタマーバリュー担当バイスプレジデントのジャスティン・ヘスター(Justin Hester)は次のように述べています。
「10億ドルの突破は単なるCognite一社の成果ではなく、お客様のビジョン、実行力、そして産業界におけるリーダーシップの賜物です。この節目は、日々Cogniteを活用してダウンタイムを防止し、エネルギー消費を抑え、より安全な操業を実現しているプラント管理者、エンジニア、現場オペレーションチームの皆様のおかげです。AIがもたらすビジネスへのインパクトを共に実証してくださるパートナーシップに心から感謝するとともに、2027年以降もさらなる成果の拡大に向けて尽力してまいります」
Cogniteについて
Cognite は、産業におけるAIの実用化を支援しています。エネルギー、製造、ライフサイエンス、電力・再生可能エネルギー分野をリードする企業は、Cognite を採用し、安全で信頼性が高くリアルタイムなデータを活用して、設備集約型のオペレーションをより安全に、より持続可能に、そしてより収益性の高いものへと変革しています。Cognite は、現場からリモートオペレーションセンターまで、あらゆる意思決定者が複雑な産業データに簡単かつ安全にアクセスし理解でき、リアルタイムで協働し、より良い未来を築くことを可能にする、ユーザーフレンドリーでセキュアかつスケーラブルな産業AI&データプラットフォームを提供しています。詳しくは www.cognite.com をご覧いただき、LinkedIn でフォローしてください。
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