Cogniteは、7月10日に「Cogniteエクスペリエンスデイ@大阪」をスイスホテル南海大阪にて開催いたしました。

今回のイベントでは株式会社日本触媒の角田 久雄さん、高瀬 駿さんが司会を務めてくださり、富士石油株式会社 技術部 技術管理課の寺﨑 研司さんと、株式会社日本触媒 DX推進本部長の中川 博貴さんにCognite活用事例についてご登壇頂きました。一つ目の富士石油 寺崎さんのセッションでは、Cognite Data Fusion®︎の「InField」と「3Dデータ」の活用についてハイライトした事例をお話いただきました。
富士石油様では、これまで「必要な情報探し」に多くの時間を費やしていた現場の課題を解決するため、データの一元管理基盤であるCDFを導入し、その上で現場主導のデジタル化を進めてこられました。
具体的な事例として、まず現場点検をデジタル化する「InField」の導入により、現場での異常検知や、点検実績・工事進捗のリアルタイムな可視化・共有が可能になったことを紹介頂きました。これにより工事日報の自動出力など大幅な省力化を実現しています。また「3Dデータ」では、過去のトラブル情報を紐づけた注目ポイントを設置し、3Dの空間上で直感的に危険箇所とトラブル情報に基づく対策内容などを把握できる、新しい安全教育の形を構築しました。
現場への定着化のために、推進キーマンの選定やユーザーの声を丁寧に拾い上げる「スモールスタートからの拡大」を徹底し、現在では製油所全体の約6割弱もの高い月間利用率を達成しており、現場主体でデジタル活用を形にされている実践的な取り組みをお話しいただきました。

2つ目の日本触媒 中川さんのセッションでは、姫路製造所におけるCDF導入の経緯から、システムを現場へ定着させるための戦略、そして今後の展望にいたるまで、同社のDXの全容をお話しいただきました。

セッションでは、サイロ化されていた既存のデータを機器情報(アセットタグ)を核にして集約し、誰もが簡単に情報にアクセスできる「データの民主化」を推進してきたプロセスをご紹介頂きました。現場のオペレーターが日常業務で使いやすいよう自社専用のカスタム画面を構築して大幅な業務効率化を実現し、非常に高い水準のMAU(月間利用者数)を誇る日本触媒様では、海外拠点の一つであるインドネシアでの利用開始もされ、Cogniteの活用の場を広げています。
セッションの最後には、今後の「Atlas AI」の活用に向けた取り組みや、将来的な自動化・省人化技術の導入も見据えたスマートファクトリー化への展望とともに「入れて終わりではない」という運用後のデータ整備の重要性についても言及されました。最後のセッションでは、Cogniteの新製品である「Cognite Flows」について、弊社丸山ひかる、マービン・レザ、アンサリ幸がデモを交えてご紹介しました。
また、イベントでは、第2四半期の『Cognite Hub Top3 Contributors』の発表をいたしました。Cogniteでは、世界中のユーザーのみなさまにご参加いただけるコミュニティプラットフォーム「Cognite Hub」を運営しています。このプラットフォームでは、知見の共有や製品アイデアの投稿、そしてユーザー同士のコミュニケーションを促進する取り組みを行っています。この第2四半期で、コミュニティでの取り組みに貢献していただいた方々のトップ3のうち第1位が日本のお客様である日本触媒の高瀬さん、第2位がコスモ石油の久保田真実さんがご選出されました。高瀬さん、久保田さんに、会場からは大きな拍手が送られました。

イベントには、約100名ほどCogniteユーザーの企業の皆様と、Cogniteの導入をご検討いただいている企業の皆様にお集まり頂き、懇親会では様々な意見交換がなされ、終始アットホームな雰囲気での会となりました。
9月17日(木)には、Cogniteの年次イベント「Impact Tokyo」をパレスホテル東京にて開催予定です。こちらのイベントでもぜひ皆様にお会いできますことをCognite一同、楽しみにしております。

