2026年9月17日(木)にパレスホテル東京で開催した、Cognite株式会社の年次イベント「Impact World Tour Tokyo」は、前年開催の年次イベントの規模を大きく上回る500名もの登録をいただき、大盛況のうちに閉幕いたしました。
本イベントでは、最新AIとデータを活用して現場業務を劇的に効率化するアイデアや、データとAIで現場のノウハウを素早く自動化へ変える実践アプローチが多数共有されました。

特別ゲストとして、注目の分身ロボット開発者である吉藤オリィ氏が登壇されました。身体的制約を克服する分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」の開発背景、そしてテクノロジーがどのように人の能力や可能性を拡張するのかについてご講演いただきました。分野は違えど、「現場の課題を技術で解決し、人の可能性を引き出す」というアプローチには、産業界のDXを推進する参加者から強い共感が寄せられました。

関西電力による発表では、要員減少や設備高経年化などの課題に対応し、水力事業を未来へ継承するためのDXへの取り組みが紹介されました。153箇所に存在する水力発電所にCogniteの導入を進める中で、データ品質やスケール、利活用といった課題に直面しつつも、現場主導のワークショップの実施やAI技術の活用により業務変革を推進している状況が語られました。またイベント同日には、Cognite採用のプレスリリースを発表いたしました。

出光興産は、Cogniteを用いた仮想統合データベースを同社の製造拠点に導入し、情報検索の効率化を実現しています。製造現場と協力し得たアイデアをもとにトラブル解析などの専門AIエージェントの構築を進めており、AIオーケストレーター構想やデータガバナンス強化を通じて、常時監視や高度な業務自動化を目指しています。

世界最大級の製紙メーカーであるInternational Paper(インターナショナルペーパー)の講演では、Cogniteを活用したデジタル変革の取り組みが紹介されました。同社は非適合品の再販最適化をはじめ、短期間で多数のアプリを開発・導入しました。さらに、マルチプラットフォーム間のAIエージェント連携やナレッジの継承・標準化を進め、製造現場の効率化と可視化を加速させる展望が語られました。

AGCによる発表では、労働人口減少に伴う人手不足への対応として、AGC 化学品カンパニーにおける業務改革とDXの取り組みが紹介されました。1年間のPoCでは、データ基盤の構築(データ連携およびコンテキスト化)に加え、現場エンジニアによる活用と効果検証を行うプロセスが共有されました。またイベント同日には、Cognite採用のプレスリリースを発表いたしました。

新製品「Cognite Flows」の活用事例をデモを交えてご紹介いただくリレーセッションでは、コスモ石油から「Cognite Flows」を活用した保全業務の高度化が紹介されました。業務特化型のアプリを短期間で開発・実装し、保全業務の精度向上、熟練者のノウハウ継承を実現し、AI主導の次世代メンテナンスを目指す姿勢が示されました。


「Impact Tokyo」は、最新のデータ&AIソリューションと、それを現場で実践するリーダーたちの知見が交差する熱気溢れる場となりました。
Cogniteはこれからも、新製品「Cognite Flows」をはじめとする最新テクノロジーを通じて産業データとAIの可能性を最大限に引き出し、皆様と共に現場の変革とDXの推進に挑み続けてまいります。
ご来場いただいた皆様、そして素晴らしいご講演をいただいた登壇者の皆様に、改めて心より感謝申し上げます。

