2025年9月10日(水)、Cogniteは「Cognite Atlas AI Summit in Tokyo 2025」をパレスホテル東京で開催しました。
当日は300名規模の産業界のリーダーやDX推進担当者が集まり、エネルギー・化学分野を中心に、生成AIとAIエージェントの実用化に向けた最新事例と展望が共有されました。
Cognite CEOによる基調講演

Cognite CEOのギリッシュが来日し、日本でのビジネス成長戦略を発表しました。同日、Atlas AIのメジャーリリースが発表され、AIエージェントの導入をさらに簡素化する新機能が披露されました。
出光興産によるAtlas AI導入プロジェクトの取り組み

Cognite Data Fusionで一元化されたプラントデータを用いて、AIエージェントを使った業務高度化を実現するためのロードマップと取り組み状況が発表されました。
トクヤマによるCDFとAtlas AI活用の展望

TokuyamaDXプロジェクトの中核となる「夜間操業無人化」と「突発停止ゼロ」に向けた取り組みの全貌とロードマップが紹介され、Cognite Data Fusion導入によるデータ一元化の効果とAI活用の展望が語られました。また、イベント同日にCognite導入のプレスリリースを発表いたしました。
Aker BPによるRCAエージェント活用事例

ノルウェーの石油大手Aker BPが実務で活用するAIエージェント事例を紹介。特に、根本原因分析(RCA)の自動化デモが披露され、生成AIの産業現場での実用性が示されました。
DXプロジェクトリーダー達によるパネルディスカッション

Cognite Data Fusionの導入プロジェクトを担当されている、様々なバックグラウンドを持った方々をパネリストにお招きし、生成AIを取り入れた現場での変革や課題が共有されました。来場者参加型のリアルタイムアンケートの結果を交えながら、活発な議論が展開され、現場のリアルな声が伺えました。
最後に、コスモエネルギーホールディングスでCDOを務めるルゾンカ典子様のサプライズ登壇があり、会場は大いに盛り上がりました。

Cognite創業者によるクロージング

生成AIとAIエージェントの進化がもたらす産業DXの未来を海外事例を交えて紹介。経営・現場双方の意思決定を支える新しいアプローチが示されました。
ネットワーキングパーティー
講演がすべて終了した後は、皇居の美しい景色を眺めながら、ネットワーキングパーティーを開催しました。講演者の皆様はもちろん、普段あまり接点のない企業の方々同士でも会話を楽しむ姿があちこちで見られ、多くの方々にご参加いただきました。

締めの挨拶では、改めて登壇者の方々に壇上に上がっていただき、感謝の意を込めて拍手を贈りました。

最後に
Atlas AI Summit 2025は、日本や世界の産業界でのAIエージェント活用の今とこれからを改めて考える場となりました。Cogniteはこれからも、産業データとAIの可能性を引き出しながら、DXの推進を支えるパートナーとして、顧客やパートナー企業の皆様と共に歩んでまいります。